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ゴンちゃん

全力!母さんデザイナーの
MIKIYAN
奮闘記

みきやん

主婦の片手間に
自宅でフリーランスに!?

[ IllustratorとMIKIYAN ]

主婦の片手間に自宅でフリーランスに!?
Illustratorを一足先に勉強

出版社を3年で退職し、デザイン事務所で1年ほど働いたあとは、若くしてフリーランスの道を選びます。将来、子供ができても、主婦の片手間に自宅でデザインの仕事をしようと、貯金をすべて使い、「今では想像ができないくらい大きな21インチディスプレイ(ブラウン管)」と「Power MAC」「スキャナ」「プリンター」「ソフト」を買い揃えました。小さなアパートをオフィスに始めます。印刷会社にIllustratorが導入され始めた大きな転換を迎えた頃なので、Illustratorを一足先に勉強していたおかげですぐ忙しい毎日を過ごすことになりました。

トラブルを乗り越えて

しかし、トラブルもあります。新しい大きな21インチディスプレイの画面左下が歪む現象に悩まされました。ディスプレイの向きを変えると歪む場所が変わりました。どうやらアパートの横に大きな鉄塔があり、それが原因だったようです。仕事をするにはアパートの位置も重要だったのです。ブラウン管をシールドで囲い少し解消されました。

鉄塔イメージ

また、今よりパソコンの処理スピードがかなり違います。「開く」作業や「保存」は遅く、特にプリントに大変時間がかかりました。デザインができるとクライアントに確認作業が必要です。今では「PDFをメールで送る」また、これからは、「クラウドドキュメントで共有」するなどに本格的に変わっていくのでしょうが、クライアントにカンプを届けるのは現在では一瞬ですが、PDFがない時代は、プリントして営業マンが届けるのが一般的でした。インクジェットプリンターがウィーンと1列印刷して、止まってまた、ウィーンと1列ずつ印刷します。凝ったデザインはデータが重く、一晩掛けて待って・・・朝起きるとエラーで出力が間に合わず青ざめたことが何度もありました。

今はインターネット等で納品データは簡単に送れますが当時は、フロッピーディスクやMOディスクにデータをコピーして印刷会社へ渡していました。MOディスクは高価だったのでラベルに番号を振って管理し、返却していただいた覚えがあります。

MOディスク
MOディスク

フリーランスはすべて一人です。道具が揃っても、デザインが出来ても、それだけでは仕事はできません。苦手な経理の仕事があるからです。請求書を発行し、申告などもしなければなりません。また、デザインも1人ではボリュームのある仕事もできません。主人や知人の力を借り助けられ、徐々にメンバーが増え、今ではデザイン事務所として信頼できるスタッフと一緒に日々奮闘しています。

「nepo.blog」の目指すこと

これからIllustratorを学びたい方には、インターネットなどの情報がなかった私のような時代ではないので、学習方法で苦労してほしくないと考えています。特にマウスの操作+ショートカットの連続技などは、書面だけでは理解に時間がかかります。長年のノウハウとデザイン力で「わかりやすいWEBサイトがあればよい」と考え、「nepo.blog」を立ち上げました。専門用語はできるだけ使わず、アイコンやイラストなどで説明し、YouTube動画の利用でできるだけわかりやすく解説していきたいと思っています。

私のデザイン歴や経験が皆様の役に立てればと思っていますが、最近はIllustratorだけでもアップデートが頻繁で進化が早く、新機能等の応用で「こんなやり方がもっと便利だよ」などとお気づきの方はContactボタンから是非お知らせください!TwitterInstagramもしていますのでそちらでも大丈夫です。まずは、Illustratorの初心者のカテゴリーを中心にすすめます。上級者の記事を制作するのはもう少し後になりそうですが、デザインの時短方法や入稿時のトラブル解決などを企画していますので楽しみにしてください!